一度は行ってみたい世界都市の公園

コンクリートの道路にうんざりして、日常の景色から離れたいと感じていませんか?都会の生活から離れ、新鮮な空気を吸いたいときは、都会にある公園もおすすめです。公園の緑地は、犬の散歩をしたり、読書をしたり、ピクニックやエクササイズをするのにも最高の場所です。

たとえ次の休暇の旅行先に都会スポットを選んだとしても、緑を楽しめないかというと、そんなことはありません。都市と自然、2つの世界を両方楽しむことができるのです。ここでは、世界各地の一度は訪れるべき都市にある公園をご紹介します。

セントラルパーク(ニューヨーク)

セントラルパークを聞いたことがない人はいないのではないでしょうか。ニューヨーク市の最も魅力的なスポットであり、アメリカ国内でも有数の都会のオアシスです。ニューヨークでは全てがビッグサイズということを考えれば、セントラルパークも例外ではありません。

実際、この公園は広大すぎて、都会の真ん中にいることを忘れてしまうでしょう。総面積は840エーカーあり、マンハッタンに位置しています。スケートリンクや植物園、そしてジョン・レノンの有名なストロベリーフィールズや動物園もあるので、沢山のアクティビティを楽しめるでしょう。

ゴールデンゲートパーク(サンフランシスコ)

総面積1000エーカー以上の砂丘にあるゴールデンゲートパークは、土木技師のウィリアム・ハーモンド・ホールと園芸専門家のジョン・マクラーレンによって設計されました。1870年に初めて市民に開放され、1879年までに15万5千本以上の木が植えられ、5エーカーの日本庭園や花の温室を含む、たくさんの文化的な観光名所が誕生しました。

太平洋のすぐ近くにあることから、ゴールデンゲートパークには年間1300万人もの人が訪れます。観光客はゴールデンゲートパークバンドによる無料のコンサートに参加できます。その他の見所としては、カルフォルニア科学アカデミーやナショナルAIDSメモリアルグローブ、デ・ヤング美術館があります。

リージェンツパーク(ロンドン)

リージェンツパークは、その昔、メリルボーンパークという名前で知られていました。この緑のオアシスは総面積約410エーカーで、ヘンリー8世の狩猟場として使用されていました。1811年にジョージ4世であるプリンス・リージェントが、仲の良い友人で建築家のジョン・ナッシュに、この土地を改造してロンドンの景色を改善するよう依頼しました。

ナッシュ氏は野心的な人物で、多くの公園と湖を含んだプロジェクトを立案し、グランド・ジュリスディクション運河と繋がっていたリージェンツ運河を造りました。この公園は1835年に初めて一般公開され、王立植物学会と動物学会が設立されました。

 

香港パーク(香港)

光輝く超高層ビル群を見渡せる香港公園は、1991年5月に開園し、その建設費は3億9800万香港ドルにも上りました。総面積8ヘクタールを誇り、かつてビクトリア・バラックスと呼ばれた古い軍用地跡にあります。香港に駐在していた英軍司令官の自宅や茶具文物館など、歴史的建物もいくつか保存されており、現代文化と歴史との融合を見ることができます。

2000種以上の希少植物がある温室のほか、数多くの池や噴水、滝や木々があり、園内は自然で溢れています。